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生徒たちの感想 | くみひも組台制作にあたり | 府中中学校の案内ページへ
伊賀上野のにある府中中学校2年生に対して、伝統工芸である組紐を、学んでいただいています。 この組紐指導のきっかけは、府中中学 藤山先生の指導のもと、生徒達に技術・家庭の時間を利用して木工作業で組紐台(丸台)を製作しました。、「この台を使って組紐を組ませてあげたい」との想いから三重県組紐協同組合へ講習会の依頼がきました。
新聞掲載記事毎日新聞 | 朝日新聞 | 産経新聞 | 中日新聞 | 伊勢新聞
くみひも指導の様子※写真をクリックすると拡大表示します。
生徒製作による組紐台※写真をクリックすると拡大表示します。
作品の紹介※写真をクリックすると拡大表示します。
生徒たちの感想
組紐作品をどのように使いますか? ・いくつか作った組紐をかごやかばんなどの小物に使う ・家(玄関、和室、自分の部屋)に飾る ・母の日に贈る ・お父さんにプレゼント ・お正月にネックレスを着物と一緒に着ける ・クリスマスツリーに飾る ・クリスマスだけでなく玄関に飾りたい 組み台をどうしますか? ・もし材料がそろったらもう一度作りたい ・台は電話台にするかも… ・布をかぶせてその上に花を飾りたい ・おばあちゃんが組紐を組んでいるので手伝ってあげたい 組み台製作から組紐作りまでの授業の感想 ・組紐の授業は6時間もあったが飽きなかった、楽しかった ・最初は、こんな台で組紐ができるのかと思ったが製作していく中で、これがこのようになるとわかりとてもよかった ・組台製作は難しかったけど、組紐を作ったときは、楽しかった、又作りたい
組紐・組台製作にあたりー そして、これから ー ◆当時・青年部部長 井上 耐示◆ 生徒の作った丸台は、色・形状ともに、自由な独創性があり、楽しく台の製作をしたことがうかがえました。又、指導にあたり、組紐の歴史及び現代の生活の中に生きる組紐を理解してもらうよう話ました。 丸台での組紐製作(ネッツクレス)において、生徒一人一人の個性が発揮出来る様、数百色の色糸を用意したのが、良かったと感じています。製作において、チームを組み、生徒全員組紐ネックレスを完成した過程が、一人一人物作りの楽しさを体験してもらったと思います 我々も指導する楽しさを味わうことが出来、有意義な事業だったと思います。又この事業をきっかけに組紐指導のノウハウを勉強できたことは,今後の青年部及び組合事業役立ったと思います。
◆前青年部部長・山口 明彦◆ 府中中学の藤山先生より、一年生の技術家庭で組紐を取り上げたいという申し出があり、組紐青年部の事業として五年間携わらせていただきました。 授業としておこなうためにまず何を課題にするかという事でしたが、丸台を木工加工として製作し、その丸台を使用して組紐の製作をするという事でした。最初は、そのころ流行していた「ミサンガ」をしてはどうかという案もありましたが、「八津組(江戸打)」で練習した後、「つくし組」の変形で「ネックレス」を製作することになりました。 この事業で感じたことは、生徒たちに教えるという事は非常に難しく、忍耐がいるということです。相手が中学生で物覚えがよいと言っても、すぐ理解できる子、なかなか覚えられない子、すぐ理解出来ても人の世話をやいて自分の分がおろそかになっている子、話ばかりしている子と色々な子供がいます。また、青年部としては、指導の仕方のしっかりとした「マニュアル作り」の必要性を感じました。そして、このような事業は、継続することこそ一番大事なことだと感じました。
組紐についてよく知っている子供たちであるが、組紐の道具(組紐台)については、あまりしっていない。この取り組みは、6年を迎えるが、自分の製作した台を使った基本的な組紐作りでは、糸を巻いた玉が台の脚あたるときの「カランカラン」いう音が響く。日ごろよくしゃべる生徒たちであるが、ものも言わずにひたすら組紐作りに集中する。 伝統工芸品の組紐は、大きな意義をもつ教材である。これからも組紐台に向かう生徒たちの姿を大切にしていきたい。 |